「auスマートバリュー」は、auひかりインターネットサービスを申し込むと利用できるお得なセット割引サービスです。
auのスマホやタブレット、携帯端末の毎月使用料金が、最大2,000円割引(2年間)されます。
家族のもつすべての携帯端末が割引対象となっているので、スマホやタブレットをたくさんもっている家庭ほど、割引の恩恵を多く受けられます。
もしスマホが4台あれば、毎月最大8,000円の割引です!
1年で96,000円、割引期間の2年間合計では192,000円の割引です。3年目以降もずっと、1台あたり934円/月の割引されます。
「auスマートバリュー」光セット概要
スマホデータ定額 | 2年間 | 3年目~ |
10G以上 | 2,000円/月 | 934円/月 |
5G以上 LTEフラット ISフラット |
1,410円/月 | |
その他 | 934円/月 |
データ定額10G以上プランを利用している場合、2,000円/月割引。
データ定額5G以上もしくはLTEフラット・ISフラットプランの場合、1,410円/月割引になります。一般的に使用者の多いのはこちらのプランですね。
家族で4台のスマホを持っていれば、5,640円/月の割引となります。インターネット使用料を支払っても、お釣りがきますね!
データ定額5G以上プランが4台なら、2年で約12万円以上の節約になります。
最近ではキャッシュバックキャンペーンなどが豊富な光コラボが注目されていますが、スマホセット割の無いプランよりも、多少キャッシュバックが少なくてもauスマートバリューが適用された方が結果的に安くなります。
家族のスマホ・タブレットも割引
auスマートバリューの嬉しいところは、家族のスマホやタブレットも、すべて割引対象になっているところです。
さらに、離れて暮らしている祖父母なども割引対象になります(50歳以上)。
スマホやタブレットをたくさん持っている家庭の方が、割引金額が大きくなるわけです。
1台あたりのスマホ使用料が、少なくとも年間1万円以上の割引されます。この割引は光インターネットを契約している限りずーっと付きます。
永年934円/月割引
割引適用期間は2年間ですが、3年目以降も永年934円/月の割引が適用されます。
スマホが4台あれば、3,736円/月の割引がずっと続きます。約5,100円の光インターネット料金が、実質1,400円ほどで利用できてしまうのです。
インターネット事業者を比較していると、ついついキャッシュバックの大きな広告に惹かれがちですが、長い目でみるとスマホ割の方が圧倒的にお得になります。
例えば5万円のキャッシュバックを受け取ったとしても、1度限りのものです。
夫婦2人でスマホを利用している場合、2年間で67,680の割引です。さらに3年目以降も年間22,416円の割引がずっと続きます。
auスマートバリューの注意点
auスマートバリューの概要・メリットを紹介しましたが、いくつかのデメリット・注意点も解説します。
auスマートバリューはとてもお得なサービスですが、申し込む前に必ずこの2点をチェックしておきましょう。
- 光コラボではない
- 光でんわの加入が条件
光コラボではない
auひかりは、光コラボではありません。
光コラボとは、NTTがフレッツ光を代理店に「卸売り」する新しいサービスです。光コラボにはさまざまなサービス名がついていますが、中身はフレッツ光と全く同じものです。
一方で、auひかりは、KDDIが独自の光回線で提供する光インターネットサービスです。
- フレッツ光からの転用は不可
- 回線工事が必要
- キャッシュバック補助がつく
auひかりは、光コラボではないため、フレッツ光からの「転用」をすることができません。このため、フレッツ光からauひかりに乗り換える場合、フレッツ光とプロバイダの解約および違約金が発生します。
また、auひかりは独自の回線を使用しているため、フレッツ光の回線を持っていても、乗り換えの際には新しく回線工事をしなければなりません。
では、auひかりを諦めて光コラボからインターネット回線を選ぶべきなのでしょうか?
auスマートバリューの特典の大きさを考えると、違約金が発生してもauひかりを選んだ方がよいでしょう。また、auひかりではキャッシュバック特典や、工事費用が実質無料キャンペーンを行っています。
つまり、転用ができず回線工事が必要になるものの、乗り換え費用はほとんどかからないです。
光でんわの加入が条件
auスマートバリューの利用条件として、au光でんわに加入する必要があります。
au光でんわは、月額500円の使用料がかかります。
いまどき固定電話なんて使わないよ、という方もいるかもしれませんが、auスマートバリューを利用するためには加入しなければなりません。
月額料金がかかるものの、auスマートバリューの割引金額の方が大きいので、もしいらなくてもauスマートバリューが無いよりはお得になります。
ただし、au光でんわはNTTからの転用ができないため、固定電話の引継ぎができません。光でんわの電話番号は新しく取得することになります。