光コラボという名前をよく耳にすることが増えてきました。
引っ越しをきっかけにインターネットに申し込む人、自宅のインターネット環境を見直そうと検討している方、様々だと思います。
いったいどのプランを選ぶべきなのか、なかなか決められない方も多いと思います。
実際に光コラボに乗り換えた人の口コミを参考に、光コラボの評判や使い心地などを紹介していきます。
悪い評価
残念ながら、すべての人が光コラボに満足しているわけではないです。
SNSやブログなどを見ると、インターネットの速度が遅くなった、安定しないといった口コミをちらほら見かけます。
光コラボは質が悪いのか・・・と諦めてしまうのは少し早いです。
これらの悪い評判には、かならず原因があります。彼らの失敗を教訓に、お得で質の良いサービスを見極めましょう。
- 速度が遅くなった
- 電話勧誘が多い・うざい
- 手続き・サポートが遅い
- キャッシュバックが貰えない
速度が遅くなった
光コラボの苦情でもっとも深刻なのがこの問題ですね。
光コラボに乗り換えたら速度が遅くなった、通信が不安定になったという口コミをよく見かけます。
ただ、光コラボ=遅いとひとくくりにはできません。「遅い」という評価には投稿者の主観が入っており、またインターネット環境も違います。光コラボに乗り換えて、ナゼ遅くなったのか原因を知れば、速い光コラボを見極めることができます。
- 最高速度はでない
- 無線は遅い
- マンションタイプは遅い
- プロバイダが変更になった
- 光コラボの設備が悪い
光コラボが遅くなる原因は主に5つあります。
【最高速度はでない】
そもそも、契約時に提示される最高速度はでないと考えておきましょう。
実際に出る速度は、4~6割程度です。1Gbpsのプランであれば、400Mbps~600Mbpsくらいが標準ていな速度だと思ってください。
これはフレッツ光でも同じですから、仕方のないことです。少なくとも下位プランの200Mbpsプランなどよりは速くなることは間違いありません。
【無線は遅い】
インターネットの新規契約をきっかけに、パソコンを買い替えたり、無線化するという方も多いです。
ここで注意が必要なのが、無線LANは速度が遅くなります。
無線LANの規格が450Mbpsほどまでしか対応しておらず、インターネットの契約が1Gbpsであっても、規格以上の速度がでません。
【マンションタイプは遅い】
マンションやアパートなど、集合住宅にすんでいる場合は、インターネットの速度が遅くなったり通信が不安定になることが多いです。
マンションタイプでは、1本のインターネット回線を、建物全体の部屋でシェアしているからです。
1Gbpsの高速インターネットでも、10部屋でシェアすれば1家庭あたり100Mbpsしか割り当てがありません。20部屋ならば50Mbpsまで下がります。
もちろん、マンションタイプでも同時に使用する人が少なければ、インターネットの速度は速いです。仕事や学校にでかける朝昼は比較的、インターネットが速い場合が多いです。
一方で、インターネットの利用が集中する夜間に、速度が落ちる傾向があります。これはマンション・アパートの宿命なので、諦めるしかありません。
【プロバイダが変更になった】
性能の比較・検証をする上で重要なのは、ビフォー&アフターで環境を同じにすることです。
50m走のタイムを計るときに、晴れの日と雨の日では記録が変わってしまいます。砂のグラウンドと、整備されたトラックでもタイムに違いがあるでしょう。
インターネットの比較でも同様です。光コラボでは、フレッツ光と同じ回線を使用します。
しかし、光コラボへの乗り換えによってプロバイダが変更していることがあります。プロバイダって何だろう?とあまり詳しくない人が多く、見落としがちですが非常に重要な役割を担っています。
プロバイダはインターネットの接続を担うサービスで、プロバイダの質によって速度が遅くなったり、通信が不安定になることがあります。光コラボを比較する際には、評判の良いプロバイダを選ぶことがポイントとなります。
【光コラボの設備が悪い】
大手の光コラボでも、インターネットが遅いという苦情がでています。
これは、光コラボの申し込みが殺到したことによって、光コラボの設備の性能が追い付いていないというのが原因です。
大手プロバイダのOCN光でもこの現象は起こっております。大手であれば次第に設備を整えてくれると期待できますが、いつになるのか保証はありません。できるだけ評判の良くないプランは避けたいです。
電話勧誘が多い・うざい
光コラボのサービススタートをきっかけに、多数の事業者がインターネット業界に参入しました。
ソフトバンクやOCNといった大手に加えて、さらにソフトバンク光の代理店といった、NTTフレッツから見ると孫代理店となる会社まで存在します。
これらの代理店はほとんどが、もともとはインターネット業界とは関係の無い企業や、新規参入したベンチャー企業です。
彼らはとにかく利益を上げるために、テレアポ要員を雇って一日中でんわをかけています。
アナログな営業方法ですが、インターネットにうとい高齢者などには効果が高いようですね。こればかりは無視するしかありません。
勧誘電話のあまりの多さに、光コラボ自体がうさんくさいサービスというイメージを持ってしまっている方もいるかもしれません。しかし、まっとうな光コラボを利用すれば、利用料金を大きく削減でき、様々な特典を受けられます。
手続き・サポートが遅い
最近では次第に落ち着きつつあるようですが、申し込み後の手続きが遅かったり、サポートに繋がらないという口コミをよく見ます。
これは大手の光コラボ事業者でも発生しているようです。まだ光コラボがスタートして間もなく、態勢が整っていないのが原因でしょう。
特に引っ越しシーズンとなる1~3月や、8~10月は申し込みが集中するため、対応がかなり遅れる可能性が高まります。
インターネットの契約は引っ越しとセットになりがちなので、しかたがありませんね。これを回避するためには、引っ越しシーズンを外して申し込むのが良いでしょう。
引っ越し直後は一時的にスマホのテザリングで対応するという方法もあります。テザリングは1ヶ月で500円ほどなので手軽に利用できます。最近はスマホの通信速度もかなり速くなっており、動画視聴なども問題なくできます(パケット制限がありますが)。
転勤などで将来も引っ越しする可能性がある方は、持ち運びできるWifiタイプを利用する方法もあります。最高200Mbpsを超えるものもあり、光回線と変わらない性能をもちます。
電源さえあれば出張や旅行先にも持ち運べるので、インターネット利用の幅も広がります。
キャッシュバックが貰えない
光コラボの目玉として、高額のキャッシュバックが受け取れることがあります。
しかし、一部のユーザーでキャッシュバックが貰えないというトラブルが起きているようです。
これは、光コラボのキャッシュバックの仕組みが原因です。
キャッシュバックというと、契約すればすぐに受け取れると思う方が多いでしょう。しかし、現在の光コラボの多くは、契約から1年ほどたたないとキャッシュバックの受け取り権利が得られません。
また、キャッシュバックは自動的に振り込まれるのではなく、ユーザーがキャッシュバック受け取り申請をしなければなりません。この手続きをし忘れると、受け取り権利を失ってしまいます。
1年後も経ってしまったら、キャッシュバックのことを忘れてしまう人も多いでしょう。具体的にいくら貰えるのかも分からなくなります。手続き遅れによって、キャッシュバックの受け取りができないユーザーが増えています。
これは、契約直後に解約されてしまうと、光コラボ事業者が損してしまうからです。とはいえ、ユーザーにとっては不便な仕組みです。せめて自動振り込みにしてほしいものです。
また、キャッシュバックの条件に、オプションプランへの加入といった規定があるケースもあります。この項目を認識しておらず、思ったよりも少額しか振り込まれなかったというトラブルも多いです。
この問題に関しては、まずはキャンペーンの条件をしっかり確認することが重要です。また、一度限りのキャッシュバックより、毎月の利用料金が安いプランを優先して選びましょう。
最近では、キャンペーンに対する苦情も多く、契約から2カ月後にキャッシュバックが振り込まれるなど、改善も進んでいます。まだまだスタートしたばかりの光コラボなので、今後もサービスの拡充を期待したいです。
良い評価
基本的に、SNSなどで投稿されるのは、ネガティブな意見の方が多いでしょう。
良い評価はあまり表にでてこないものです。
光コラボの最大のメリットは、フレッツ光と比較すると、圧倒的に安いということです。
フレッツ光は毎月料金が約6,100円に対して、光コラボは5,000円前後です。1ヶ月で1,000円安く、年間では12,000円の差額になります。
さらに、スマホセット割などで、毎月数千円の割引が適用されます。年間数万円の割引になるケースも多いです。
これだけの節約ができるプランがあるのに、フレッツ光を使い続けるのはもったいないです。
お得で質の良い光コラボを、見極めることが重要です。
光コラボを比較する際に、口コミ情報は非常に参考になります。評判や口コミを参考に、プラン内容をチェックしていきましょう。
- 速度が遅くなる可能性
- 電話勧誘では申し込まない
- 手続き・サポートの遅さを考慮する
- キャッシュバック条件をチェック
特に、光コラボの乗り換えで、インターネット速度が遅くなることは避けたいです。まずはインターネットの仕組みをしっかり理解し、現在の環境を再現できる光コラボを選択しましょう。
プロバイダはどこを使用するのか?マンションタイプでは部屋数が少ない物件を選ぶ、LAN接続は優先を使用する、などを確認してください。
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